春。しあわせな時間③

逢瀬三日め。


早朝「デート日和♡」というタイトルでメールが届く。

こんなタイトルでメールが来るのは初めて。

彼も楽しみにしてくれているのだな。

前夜落ち気味だった気持ちも吹っ飛んでしまう。

暖かな気持ちのいい日。

一日デートしてお泊りが出来る!

待ち合わせ場所の詳細が書いてあり、

電車を乗り継ぐ。

日頃ほとんど車生活で、電車の乗り継ぎが得意ではない私は

グーグルマップ片手に必死に目的地に向かいました。

ようやくたどり着いたのは田園ののどかな駅。

ホームのベンチに座って待つ。

「あと⚪︎⚪︎分で着きます。」

「待っていてね。」

こまめにメールが入ってくるのが嬉しい。

電車が入って来た。

彼、来るかな。

来た!

背の高い彼が上から見下ろしている。

私を見て

「かわいい。」

わぁ。照れる。

スーツの彼に合うように今日は秘書スタイル。笑

桜の花びらが時折舞い落ちるなかを

のんびり二人で歩く。

爽やかなひと時。

途中お茶もして、また駅に戻ると時刻は正午。

食事をしてから少し都会へ移動することになりました。

始終頰が緩みっぱなしの彼。

彼とだったらなんだって楽しい。

次の目的地は彼と私が学生時代を過ごした街。

目的地に着く少し前に彼の大学が見えた。

彼「来たことある?」

さと「うーん...学祭には来たことがあるかも...」

私の大学もとても近い。

でも学生時代に彼と出会うことはありませんでした。


その街は来るたびに激変し続けていて驚いてしまいます。

私は6年ぶり、彼もそれくらい来ていないと言っていました。

青春を過ごした彼も私も思い出たっぷりの街を、彼の隣でゆっくり歩く。


今この瞬間、とってもしあわせ。


それから、

彼がもう休みたいと言い、

歩き疲れて、コンビニで色々買い込んで早めにお部屋に入りました。



続きます。


拙い長文読んで下さりありがとうございます。